乙女

螺旋卵形線チェルアルコ – 感想

2021/06/09 2021/08/02

このページにはネタバレが含まれます。ご注意ください!

●フェルシニーさん

今までいろんなゲームをしてきた(つもりの)私。

フェルシニーさんみたいなキャラに出会ったのは初めてだったなぁ〜…
どんなことを話していても表情を崩さないの。声を荒げるといった場面も殆ど(全く)無くて、静かに物事を悟る感じ。

モナカ「そんな言い方じゃまるで…フェルさんが、毒を与えてきたみたいです(´・ω・`;)」
フェル「そうだよ(・∀・)」
私「ふーん、そうなんだ~! フェルさん毒を盛ったのか~へ~…ってええっ!!!!!(衝撃)
あっさり言うものだから読んだ直後の感情グラフが急展開でびっくりwww


いや~…フェルさんはほんとう斜め上方向にキャラの個性が強くてですね、
ルーシャエンディング2での「来ちゃったんだね? ふふっ(にっこり笑顔)」な雰囲気とか、
隠れた黒幕感(?)が出ていて痺れる…なんとも不思議な感覚です。

時折見せる眉が少し下がってちょっと口角上がってて…な表情を見せるんですけど、
この「哀れだねぇ」と言わんばかりの表情…( ^ω^)

ほかのキャラ攻略しててフェルシニーさん出てくると自然と慌てる私がいるwww

そうしたら不思議な事に、景色が見えるのに気づいた。
視力が戻ったんだ。ありえないよ。すごいよね。
それに気がついた時、私は正直嬉しくて叫んだよ。
奇跡だ! 神様! ってさ。
世界はこんなに色鮮やかに美しくて、瑞々しくて。
その美しい世界で最初に見たのが、妹の姿

おわかりいただけただろうか。
フェルさんが視力回復について語るシーンでの一節なんだけど、
最後の3文字で希望から一気に絶望へ持ってく表現力よ…

妹が銅貨3枚で売られたら確かにグレるよなぁ~…自暴自棄になるわ~…


フェルシニーエンディング2はなかなかにキツかった…いや~、こういう結末もあるんだなぁと。
どんな人でも愛さえあればもう何も怖くないということが一番に表現されているなぁとフェルシニーエンディング全体通して感じました。

私がもしフェルシニーさんと話することになったら
「え…あっ、その…あっ…フェルさん…あは……ハイ…こんにちは~…」って感じで絶対しどろもどろになってフェルさんに「そんなに緊張しなくても(笑)」って反応されそうなので
フェルさんと普通に話している、その上切り返しもできるモナカちゃんを尊敬します。


フェルさんのエンディングは全て死にまつわる話だったのですが、完全にバッドエンドというわけではなくて…どこかぼんやりと希望だったり光が見える感じだったなぁ…と。おみくじで大凶が出てきても内容を読んだら望みが書かれてあるからなんだか不幸じゃないんだなぁって感情と似ているのかもしれない、多分。
フェルさんが死んだあとも旅に出たり一緒に死んだりフェルさんの最期にて幸せを口にするところとか、すべてモナカがフェルさんの光となっているんだなぁと。
あとトゥルーエンドのラストの見せ場の前にスタッフロールを載せるのすgggggggっごくエモい!ずるい!涙腺ウルってくる!鳥肌モノよ…エモい演出好き…

愛してた、じゃなくて……愛してるんだ
正しく、頼むよ……

ロクスに言伝を預ける場面での言葉よ…。
たった一文字の有無でこんなに意味って変わるもんなんだなぁって勉強になったというかこういう言葉の中にフェルさんの初めて見せるであろう人間味ある感情が表現されているというのがエモいよぉ…泣けるよぉ…(;O;)